色の心理効果-明度
色の心理効果の明度と関りの深いものについて見ていきます。
トーン表では、明度は縦軸で表します。
明度とかかわりの深い色の心理的効果は、3つあります。
「膨張・収縮感」、「軽重感」、「硬軟感」です。
明度が高い色か低い色かが関係しています。
では見ていきましょう。
膨張色、軽い色は、明度の高い色=明るい色です。
トーンでいうと、p、 lt、 b、 W、 ltGy などです。
軟らかい色は、上記のトーンに軟らかいイメージのsf、が加わります。
柔軟剤のテレビコマーシャルで、ふんわり柔らか仕上げ~と
白いタオルが畳んで重なっていますね。
白=明るい色=軟らかいと分かりやすく伝えているものですね。
収縮色、重い色、硬い色は、明度の低い色=暗い色です。
トーンでいうと、dkg、dk、Bk、dkGy などです。
色相の関りはないので、どの色相でも暗くなれば、収縮して、重く、硬く
感じることになります。
また、軽重感は、安定感にもつながっていて、下に重い色=暗い色があると
安定して感じます。なので、お部屋の内装で、天井→壁→床の順に暗い色にすると、
安定感を感じます。反対に、天井に暗い色を使用すると、天井が低く感じると
言われています。
以上、明度と関りの深い心理効果でした。
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