色の心理効果-彩度と色相

色の心理効果の中で、彩度と色相の2つが関係しているものを見ていきます。

それは、「興奮・沈静感」です。

彩度はトーン表の横軸、色相は色相環です。

興奮感は、高彩度で暖色系の色です。

高彩度のトーンは、b、s、dp、vです。特に最高彩度のvを使うと効果的です。

暖色系は、赤、橙、黄などです。色相番号は1~8になります。

この組み合わせで出来る色、例えば、v2、v5、b8などですね。


バーゲンセールのPOPの色などが浮かんできませんか?

なんだか気持ちが掻き立てられ、何か買わなくちゃ~!

なんて衝動に駆られてしまったり・・・(笑)



一方の沈静感は、低彩度で寒色系です。

低彩度のトーンは、p、ltg、g、dkgです。

低彩度のトーンを使うときに、dkgのみにしてしまうと暗くなりすぎますので、

注意しましょう。

実際には、lt、sfなどの中彩度のトーンも使えます。

寒色系は青や青緑などです。色相番号は13~19です。

この組み合わせで出来る色、例えばp18、sf14、ltg16などです。


いわゆる「水色」と呼ばれる色を中心にまとめると効果的です。

濃すぎず、暗すぎず、爽やかさを感じられるようにまとめてみましょう。

気持ちがス~っと落ち着くような感じがしませんか?

リラックス出来そうですか?


青系の色は、セロトニンの分泌を促してくれると言います。

イライラしてしまった時にも良いかもしれませんね。





カラースペース・プリズム

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